Home » 三井住友信託銀行が脱炭素関連に5000億円出資
目次
  • 要旨
  • お断り
  • 10年で5000億円の出資
  • 他金融機関の動向
  • 参考URL
要旨

11月18日付の日本経済新聞朝刊によると、三井住友信託銀行は、脱炭素関連事業に今後10年で5000億円を出資します。他人勘定ではなく自己勘定を活用して大企業やスタートアップに出資します。

お断り

自己勘定と他人勘定
金融機関の投資には投資家から集めた資金である他人勘定の利用と、自らの資金を投じる自己勘定の利用があります。三井住友信託銀行は今回、自己勘定を用いて脱炭素投資を行います。

10年で5000億円の出資

三井住友信託銀行は、脱炭素関連事業に今後10年で5000億円を出資します。当行の出資をきっかけに、他の金融機関やファンドからも資金を集め、総額2兆円超規模の投融資が実現する見込みです。詳細に関しては、日本経済新聞の『三井住友信託、脱炭素に5000億円出資』をご参照ください。

他金融機関の動向

3メガバンクを中心に資金拠出が活発となっています。

三井住友フィナンシャルグループ<2029年度までに累計30兆円を投融資>
三井住友フィナンシャルグループのニュースリリース(2021/5/12)は以下の通りです。

SMBC グループは GG2030 において「2020 年度から 2029 年度のグリーンファイナンス実行額10 兆円」という目標を設定していますが、今回、対象を再定義した上で目標を上方修正いたします。具体的には、
新たな目標:「2020 年度から 2029 年度のグリーンファイナンス及びサステナビリティに資するファイナンス(6)実行額 30 兆円(うちグリーンファイナンス 20 兆円)」
といたします。

三井住友FG『気候変動問題への対策強化について』より


三菱UFJフィナンシャル・グループ<2030年度までに35兆円を投融資>
三菱UFJフィナンシャル・グループのニュースリリース(2021/4/1)は以下の通りです。

「気候変動対応・環境保全」では、日本政府によるカーボンニュートラル宣言等を踏まえ、ビジネス機会とリスク管理の両面から対応していきます。環境と経済の好循環を通じた経済発展を支援すべく、「再生可能エネルギー」「水素・次世代エネルギー」「カーボンリサイクル」を重点領域として推進します。従来 2030 年度までの累計で 20 兆円としていたサステナブルファイナンス目標を 35 兆円に上方修正します。

MUFG『「MUFG Way」の制定および新中期経営計画について』より


みずほフィナンシャルグループ<2030年度までに25兆円を投融資>
みずほフィナンシャルグループのニュースリリース(2021/5/13)は以下の通りです。

サステナブルファイナンス 25 兆円(うち環境ファイナンス 12 兆円) , 2019-2030 年度累計

みずほFG『サステナビリティアクションの強化について 』より

参考URL

日本経済新聞(2021/11/18)『三井住友信託、脱炭素に5000億円出資』https://www.nikkei.com/article/DGKKZO77659440X11C21A1EE9000/?unlock=1

三井住友フィナンシャルグループ(2021)『気候変動問題への対策強化について』https://www.smfg.co.jp/news/pdf/j20210512_01.pdf

三菱UFJフィナンシャル・グループ(2021)『「MUFG Way」の制定および新中期経営計画について』https://www.mufg.jp/dam/pressrelease/2021/pdf/news-20210401-001_ja.pdf

みずほフィナンシャルグループ(2021)『サステナビリティアクションの強化について 』https://www.mizuho-fg.co.jp/release/pdf/20210513release_jp.pdf

記:江波 太

リクロマ株式会社<br>
リクロマ株式会社

当社は「気候変動時代に求められる情報を提供することで社会に貢献する」を企業理念に掲げています。

カーボンニュートラルやネットゼロ、TCFDと言った気候変動に関わる課題を抱える法人に対し、「社内勉強会」「コンサルティング」「気候変動の実働面のオペレーション支援/代行」を提供しています。

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