目次
  • 原単位とは
  • 原単位と総量
原単位とは

 原単位とは、一定量の生産物を生産するために必要な、原材料やエネルギーの量を表す単位のことです。例えば、一定量の生産物を生産するために必要なエネルギーを、エネルギー原単位と呼び、一定量の生産物をつくる過程で排出するCO2排出量を、二酸化炭素排出原単位と呼びます。省エネやCO2の排出量削減、LCAなど、気候変動対策の観点で非常に重要な指標として用いられています。

 省エネ法では、エネルギーを使用する事業者に、エネルギー消費原単位を年平均で1%以上低減するように求めています。

原単位と総量

 原単位の対義語として、「総量」という概念があります。

 総量とは、一定量ではなく、企業などが使用する、または排出するモノや時間の全体量のことを指します。ここで、「原単位目標」とは、生産物の1単位を生産するにあたり排出するCO2の量を削減する目標で、「総量目標」とは、全体で実際に消費したエネルギー量や、排出したCO2の総量を削減する目標です。

 原単位目標を達成したとしても、そもそもの生産する量が増加してしまっては、全体でのCO2排出量も増加してしまいます。総量目標は原単位目標よりもさらに厳しい目標ですが、全体のCO2排出量を把握し、環境の観点から生産活動の効率化を促すことができます。
そのため、気候変動対策の観点から、企業がCO2削減に取り組むために重要なのは総量目標であるのは確かです。しかし現状として、日々変わる外部環境に対応するために、総量目標ではなく、原単位目標を採用する企業も多くなっています。

リクロマ株式会社<br>
リクロマ株式会社

当社は「気候変動時代に求められる情報を提供することで社会に貢献する」を企業理念に掲げています。

カーボンニュートラルやネットゼロ、TCFDと言った気候変動に関わる課題を抱える法人に対し、「社内勉強会」「コンサルティング」「気候変動の実働面のオペレーション支援/代行」を提供しています。

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