目次
  • CDMとは
CDMとは

CDM (クリーン開発メカニズム) とは、先進国が発展途上国の実施する温室効果ガス排出削減プロジェクトを資金または技術の面で支援し、その結果生じた排出削減量に基づいてクレジットが発行される仕組みです。

この仕組みは1997年に採択された京都議定書にて、二酸化炭素排出量の削減目標達成を支援するために同議定書内に盛り込まれた措置(京都メカニズム)の1つです。

CDMプロジェクトでは、「CDMがなかった場合の排出量」をベースとして、そこからの削減量をクレジット化します。そのためそのベースラインなどの妥当性やODA資金を流用していないことをプロジェクト設計書において説明する必要があります。またプロジェクト参加者にはプロジェクト登録申請時に登録料を支払うことを求められます。

プロジェクトの種類は「排出削減CDMプロジェクト」と「新規植林・再植林CDMプロジェクト」に大別されます。その上でその規模によってもさらにいくつかに分けられます。

1.排出削減CDMプロジェクト
 1.大規模CDM
 2.小規模CDM

  タイプI:再生可能エネルギープロジェクト(最大出力15MW)

  タイプⅡ:省エネルギープロジェクト(最大削減エネルギー60GWh)

  タイプⅢ:年間排出削減量が60kt/年のもの

2.新規植林・再植林CDMプロジェクト

 1.新規植林・再植林CDM(大規模)

 2.小規模新規植林・再植林CDM(16,000t相当の二酸化炭素排出量/年以下)

2020年12月時点において、111カ国で8,100を超えるプロジェクトが登録され、20億を超えるクレジットが発行されています。実際のプロジェクトの事例としては、メキシコにおける灌漑用ダムの発電利用やマレーシアにおける埋立地から発生する温室効果ガスの回収及び発電への利用などがあります。

リクロマ株式会社<br>
リクロマ株式会社

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