外部評価対応

ESG DD(気候変動)

M&Aのプロセスで財務的なデューデリジェンス(DD)とともに非財務のデューデリジェンスを行う必要があります。当社では気候変動関連に特化してDDを行います。

ESG DDとは

近年M&Aの際にESG関連事項の評価を行い、ESGに関わるリスクと機会を把握し適切なPMIを行うことが可能であるかを判断するケースが増加しています。
気候変動課題は多くの企業にとって重要であることから、時間が限られたDDにおいても項目となります。

ESG DDを行う理由

SBT取得済みの企業では多排出企業(多くは自社の温室効果ガスの5%をしきい値とする)を買収する際にはSBTの再取得が要求されていることや、買収後のPMIをいち早く行うために買収先企業のESG対応特に気候変動に関するガバナンスやリスク管理が自社とどれだけのギャップがあるのかや温室効果ガス排出量を把握する目的でESG DDの特に気候変動面を実施する企業が増加しています。

このサービスで得られる成果

  • SBT取得企業の企業買収時の目標の再設定可能性判断
  • 買収先のPMIを早める
  • 買収先の気候変動にまつわるリスクと機会の特定

お客様の状況やフェーズに合わせた柔軟なご支援が可能です

事前準備

ESG DD計画の策定や納品物の整理、マテリアリティの特定やESG項目の評価等は弊社では行っておりません。

気候変動に関する項目の評価

気候変動に関する評価項目を調査したうえで、評価を行います。主にガバナンス、戦略、リスク管理、指標と目標という観点を元にデスクトップサーチと必要であれば対話を行い調査及び評価を行います。

リスクと機会の再整理

気候変動にまつわるリスク(所属国での法規制や物理リスク等)を整理し財務インパクトを算出します。また、機会に関する整理を行います。

対応方針の整理

気候変動にまつわる懸念事項等に関して対応方針を整理しPMIの初動対応に活かしていただきます。

気候変動対応支援の実績豊富な専門家

  • 当社代表のCDP在籍経験を反映させた育成プログラムを運用
  • 社内ノウハウ管理をフロー化し、90社、138件以上の支援実績と数百社の開示データの分析に基づく独自ノウハウを蓄積しています
  • 社内ナレッジ共有システムの活用など、コンサルタントのクオリティーを担保する社内体制を構築しています

実績

東証プライム上場企業様を中心に、業種/規模幅広く90社以上を支援しております

これまでに支援した企業数

90社以上

※ 2024年2月現在

これまでのプロジェクト実施数

138件以上

※ 2024年2月現在

実績

品質にこだわったプロジェクト体制

  • 各プロジェクトマネージャー1名とコンサルタント2名のアサイン体制
  • お客さまのツールに合わせたコミュニケーションスタイル
  • メール、チャット、定例ミーティングなどを通じて、速やかなコミュニケーションを実施

よくある質問

Q

算定支援は毎年定額なのでしょうか?

A

いいえ、初年度支援にて自走化を含めたご支援を実施いたしますので、2年目以降は自走化が可能です。

Q

支援内容はメニューの中からしか選べませんか?

A

いいえ、お客様の課題に併せて提案段階より各社様に併せた柔軟なサービスをご提供いたします。

Q

コンサルティングはアドバイスがメインなのでしょうか?

A

いいえ、支援形態はハンズオンとアドバイザリーの2パターンでご用意しておりコンサルタントが手を動かしながら伴走するハンズオン支援もご好評いただいております。

Q

温室効果ガス算定ではExcelでの算定でも問題ないのでしょうか?

A

はい、弊社ではGHGプロトコルを基本とした算定をExcelで行い、SBT認証、第三者保証、等を取得いただいております。また2023年好事例として金融庁より選定された実績もございます。