情報開示/算定支援
社会全体の脱炭素化への取り組みとして削減貢献量の算定を試みる企業様に向け、社内体制の構築や算定の実務、国際的なガイダンス(WBCSD、GXリーグ)に則った開示を支援します。
GHG排出量算定・開示に関する当社の知見やWBCSDガイダンス、GXリーグ基準に基づき、削減貢献価値を持つ製品・ソリューションの特定から算定、開示まで一貫した支援が可能です。
また、既に算定済みの削減貢献量に対し、根拠の透明性やグリーンウォッシュ批判に係わる整合性の判断、助言のご支援など、お客さまが抱えている課題に合わせて柔軟にご提案いたします。
削減貢献量は、脱炭素化の可能性およびネットゼロ目標を達成する能力を示す重要な指標です。削減貢献量の算定・開示により、企業が環境へ与える影響に関してより良い展開を示すことで、投資家をはじめとするステークホルダーが持続可能性に関する成長の機会を持つ企業を見つける一助となります。
また、2050年のカーボンニュートラルに向け低排出製品の需要が高まると予想されている中、削減貢献量を製品・ソリューション開発の指標に設定することで、将来的な排出規制や消費者需要の変化に対応した事業モデルの構築体制において、他社に先んじることができるでしょう。
開示に向けて算定を行う場合は、その開示の目的、報告相手および報告手段を初めに明確化します。
WBCSDガイダンスもしくはGXリーグの基準に則り、算定候補製品・ソリューションの適格性の判断を行い、算定対象を決定します。
適格性を満たせなかった製品・ソリューションについては、ご要望に応じて適格性確保に必要な要素の洗い出しや確保に向けた計画の検討も行います。
(画像はWBCSDガイダンスにおける適格性)
適格性の確保ができた後、実際に削減貢献量の算定に向け、タイムフレーム(算定対象期間)の設定、参照シナリオ(ベースラインシナリオ)の定義を行います。
基本的にはWBCSDガイダンスの原則に沿った形で検討いたします。
算定に必要なデータの整理を行い、お客様にデータの収集をいただきます。
データが収集でき次第、弊社にて算定作業を行います。
ホームページ、統合報告書、サステナビリティレポート、CGコード、ESGデータブック等への開示について、最初に設定した目的に沿った文章作成に関するアドバイザリーなど、開示完了までサポートいたします。
東証プライム上場企業様を中心に、業種/規模幅広く90社以上を支援しております
これまでに支援した企業数
90社以上
※ 2024年2月現在
これまでのプロジェクト実施数
138件以上
※ 2024年2月現在
算定支援は毎年定額なのでしょうか?
いいえ、初年度支援にて自走化を含めたご支援を実施いたしますので、2年目以降は自走化が可能です。
支援内容はメニューの中からしか選べませんか?
いいえ、お客様の課題に併せて提案段階より各社様に併せた柔軟なサービスをご提供いたします。
コンサルティングはアドバイスがメインなのでしょうか?
いいえ、支援形態はハンズオンとアドバイザリーの2パターンでご用意しておりコンサルタントが手を動かしながら伴走するハンズオン支援もご好評いただいております。
温室効果ガス算定ではExcelでの算定でも問題ないのでしょうか?
はい、弊社ではGHGプロトコルを基本とした算定をExcelで行い、SBT認証、第三者保証、等を取得いただいております。また2023年好事例として金融庁より選定された実績もございます。