Last Updated on 2024年12月12日 by AmakoNatsuto
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ご支援先の紹介
今回ご紹介するご支援先は、一般社団法人 価値を大切にする金融実践者の会(東京都千代田区、代表理事:江上 広行 以下JPBV)様です。同法人は日本で持続可能な社会・経済・環境の発展をもたらす金融の普及活動をされています。
ご支援の事業概要
2015年にパリ協定が採択され、気温上昇を1.5度に抑える目標が設定されました。日本でも2020年にカーボンニュートラル宣言がされ、取り組みが加速しています。このような中、金融機関は自社の排出分からサプライチェーン上に至るまでの温室効果ガスの把握が求められていますが、その専門性の高さが壁となり、開示が進んでいないのが現状です。とりわけ地域金融機関においては、ノウハウやリソースといった課題の克服が重要となります。
これらの問題の解決のため、JPBV様は5つの金融機関が参加するカーボンニュートラル分科会を組成し、2022年2月から2022年11月にかけて基本的な温室効果ガスの算定を行うモデル事業を実施されました。今回のJPBV様の事業には、京都信用金庫、株式会社商工組合中央金庫、第一勧業信用組合、株式会社肥後銀行、株式会社宮崎太陽銀行が参加されました。
弊社のご支援内容
リクロマ株式会社は、気候変動とその対応に向けた研修に関するナレッジやノウハウを活かし、同事業における手順書の策定作業の指導に当たらせていただきました。
今回作成された手順書は、モデル事業での取り組みで得た知見を基に、金融機関自らが推定値を含む基本的な温室効果ガス算定をできるようにすることを目的としています。そのため、基礎的な部分からScope1,2,3(カテゴリ15を含む)の算定方法を解説しており、解説動画と算定に用いるスプレッドシートも配布されています。
同手順書は、JPBV様の会員がダウンロードすることが可能ですが、抜粋版の資料や動画は同社ブログページからも参照可能ですので、ご興味のある方はぜひご確認ください。
JPBV様のブログページはこちら!
⇒JPBV(一般社団法人 価値を大切にする金融実践者の会)
抜粋版の温室効果ガス排出量算定手順書はこちら!
⇒温室効果ガス排出量算定手順書(抜粋)_1.1
リクロマの支援について
弊社はISSB(TCFD)開示、Scope1,2,3算定・削減、CDP回答、CFP算定、研修事業等を行っています。
お客様に合わせた柔軟性の高いご支援形態で、直近2年間の総合満足度は94%以上となっております。
貴社ロードマップ作成からスポット対応まで、次年度内製化へ向けたサービス設計を駆使し、幅広くご提案差し上げております。
課題に合わせた情報提供、サービス内容のご説明やお見積り依頼も随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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