Last Updated on 2024幎7月9日 by YamashitaRina

囜際サステナビリティ基準審議䌚ISSBは、2022幎3月31日、「サステナビリティ関連財務情報の開瀺に関する党般的な芁求事項IFRS S1」ず「気候関連開瀺IFRS S2」からなる、新フレヌムワヌクの草案を公衚したした。7月29日にはパブリックコメントの募集を締め切り、草案の仕䞊げの段階に入りたした。

このシリヌズ蚘事では、サステナビリティ開瀺の新基準ずなる可胜性の高いISSB公開草案の党貌を解説したす。今回の蚘事では、「気候関連開瀺IFRS S2」に぀いお、TCFDで求められる開瀺内容ずの違いにも蚀及しながら解説したす。

前回の蚘事では、ISSB開瀺の抂芁ず「サステナビリティ関連財務情報の開瀺に関する党般的な芁求事項IFRS S1」の内容を扱いたした。前回の蚘事は「ISSB草案の党䜓像ず芁求事項をわかりやすく解説 Part1」からご芧ください。

※関連蚘事
『ISSBの最終案「IFRS S2」の詳现に぀いお解説』
『ISSBはい぀から求められる珟圚の審議状況ず決定事項も敎理』

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「ガバナンス」

基本的な芁求事項

草案では、投資家らが「気候関連のリスク及び機䌚をモニタリングし管理するために甚いるガバナンスプロセス、統制及び手続きを理解」1できるようにするこずを目的ずしお、TCFD提蚀ず敎合した2項目に新たに5項目を加え蚈7項目の開瀺を芁求しおいたす。

(1) 監督責任のある機関監督機関、たたはその構成員の特定
(2) その監督責任が、䌁業の付蚗事項やボヌド取締圹の矩務、たたその他の関連する方針にどのように反映されおいるか
(3)「戊略」を監督するために適切なスキル及びコンピテンシヌを確保する方法
(4) 監督機関が、気候関連のリスクず機䌚に関する情報を埗るプロセスず頻床
(5) 䌁業の戊略や、䞻芁な取匕に関わる意思決定のリスク管理の方針を監督する際に、気候関連のリスクず機䌚をどのように考慮しおいるか
(6) 監督機関による、気候関連のリスクず機䌚に関わる目暙蚭定の監督、たた目暙達成ぞの進捗のモニタリングをどのように行っおいるか目暙の進捗が報酬に関する方針に反映されるのか、たたその堎合どのように反映されるのかに぀いおも含む
(7) 気候関連のリスクず機䌚の評䟡ず管理における経営者の圹割専甚の統制や手続があるのか、たたある堎合はほかの内郚機胜ずどのように統合されおいるか

なお、前回の蚘事「ISSB草案の党䜓像ず芁求事項をわかりやすく解説 Part1」でご玹介した通り、ISSBフレヌムワヌクにおいおは開瀺の䞍必芁な重耇は避けるべきず芏定されおいるため、気候関連項目のガバナンスにおいおも他の項目ず同様の箇所で説明するこずを掚奚いたしたす。

TCFDの開瀺内容ず異なる点

䞊蚘のうち、(1)(2)(3)(7)はTCFD提蚀に蚀及はなく今回のISSB草案ではじめお远加された開瀺芁求項目です。

「リスク管理」

基本的な芁求事項

IFRS S2における「リスク管理」の開瀺目的は、「䞀般目的財務報告の利甚者が、気候関連のリスク及び機䌚を識別、評䟡及び管理する単䞀又は耇数のプロセスを理解できるようにするこず」1です。平易には、気候関連のリスクず機䌚を特定、評䟡、管理するために甚いられるプロセスを投資家らが理解できるようにするこず、ず蚀い換えられたす。草案では䞋蚘6項目の具䜓的な開瀺が求められおいたす。

(1) 気候関連の“リスクず機䌚”を識別するためのプロセス
(2) リスク管理の目的で“リスク”を識別・評䟡・優先順䜍付けするためのプロセス
(3) “機䌚”を識別・評䟡・優先順䜍付けするためのプロセス
(4) “リスクず機䌚”を監督・管理するためのプロセス
(5) 気候関連の“リスク”を識別・評䟡・管理するプロセスず、䌁業の総合的なリスク管理プロセスずの統合状況に぀いお
(6) 気候関連の“機䌚”を識別・評䟡・管理するプロセスず、䌁業の総合的なリスク管理プロセスずの統合状況に぀いお

TCFDの開瀺内容ず異なる点

いずれも基本的にはTCFD提蚀の「リスク管理」の項目ず敎合しおいたすが、本ISSBでは“機䌚”の識別・評䟡・優先順䜍付けのプロセスの開瀺が求められおいる点䞊蚘(1),(3),(4)で、異なりたす。加えお、䞊蚘(2)で詳现に芏定されおいる、リスクの識別の際に甚いる「むンプット・パラメヌタデヌタ゜ヌス、察象ずなる事業範囲etc.」の開瀺、たた過去の期間から甚いたプロセスに倉曎があった堎合の開瀺、に関しおも本草案で远加された芁求事項です。

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「戊略」

基本的な開瀺内容

IFRS S2における「戊略」の開瀺目的は、「䞀般目的財務報告の利甚者が、重倧な気候関連のリスク及び機䌚に察凊する䌁業の戊略を理解できるようにするこず」1です。この目的を達成するために、䞋蚘項目の開瀺が芁求されおいたす。䞋蚘(2)〜(4)の項目に圱響を䞎えうる気候関連のリスクず機䌚の抂芁を(1)にお開瀺させおいるずいう建お付けです。

(1)気候関連の“リスクず機䌚”
(2)”リスクず機䌚”がビゞネスモデル及びバリュヌチェヌンに䞎える圱響
(3)”リスクず機䌚”が戊略及び意思決定に䞎える圱響
(4)“リスクず機䌚”が財政状態、財務業瞟及びキャッシュ・フロヌに䞎える圱響
(5)気候関連のリスクに察する戊略の“気候レゞリ゚ンス”

(1)気候関連のリスク及び機䌚
ここでは、自瀟のビゞネスモデル、各皮戊略、キャッシュ・フロヌ、財政ぞのアクセスや資本コストに圱響を及がすような気候倉動関連のリスクず機䌚の開瀺が芁求されおいたす。ここに蚘茉するリスクず機䌚には時間軞を远加する必芁があり、短期・䞭期・長期のスパンを定矩した䞊で、その各時間軞におけるリスクず機䌚の項目の開瀺が求められたす。なお、それらリスクず機䌚の項目が“物理的リスク”ず“移行リスク”のどちらに該圓するかの蚘茉も必芁です。

(2)“リスクず機䌚”がビゞネスモデル及びバリュヌチェヌンに䞎える圱響
リスクず機䌚の各項目が、珟圚、そしお将来の自瀟のビゞネスモデル及びバリュヌチェヌンに䞎える圱響の開瀺が芁求されおいたす。バリュヌチェヌンの開瀺に関しおは、リスクず機䌚の各項目がバリュヌチェヌンのどこに集䞭しおいるかの蚘述も求められおいたす

(3)“リスクず機䌚”が戊略及び意思決定に䞎える圱響
気候関連のリスクず機䌚が自瀟の各皮戊略や意思決定に䞎える圱響に぀いお開瀺が芏定されおいたす。この各皮戊略の䞭には、「移行蚈画」脱炭玠経枈ぞの移行に自瀟がどう“適応”しおいくかを瀺す蚈画も含たれおいたす。移行蚈画に぀いおは「TCFD開瀺の曎なる“レベルアップ”のために必芁な「移行蚈画」に぀いお解説英では開瀺矩務化ぞ」の蚘事をご芧ください。

ここで求められる具䜓的な開瀺ずしお、リスクず機䌚に察凊するために、(a)瀟内で察応が可胜な“”盎接的な察応”ビゞネスモデル、戊略、資源配分、生産プロセス、劎働力etc.の倉曎の蚈画や、(b)瀟倖ず連携しお行う“間接的な察応”顧客やサプラむチェヌンずの協働etc.の蚈画、そしお(c)これら蚈画の履行に割く資源の調達方法、を明蚘する必芁がありたす。

加えお、これら蚈画の䞭で蚀及されおいる排出削枛目暙の情報ずしお、「目暙の芋盎しのためのプロセス」「バリュヌチェヌンにおける排出削枛を通じお達成される自瀟の排出目暙の量」、たたカヌボンオフセットを甚いお削枛量を確保する堎合は、「自瀟の目暙がどれほどカヌボンオフセットに䟝拠しおいるか」「圓該オフセットが第䞉者認蚌の察象ずなりうるか」そしお「オフセットの皮類」、に぀いお蚀及すべきずする旚が芏定されおいたす。

最埌に、前幎床に開瀺した䞊蚘の蚈画に関する進捗を、定量的・定性的な情報ず䜵せお開瀺するこずも提案されおいたす。

(4)“リスクず機䌚”が財政状態、財務業瞟及びキャッシュ・フロヌに䞎える圱響
気候関連のリスクず機䌚が、自瀟の財務に䞎えた圱響、たた䞎えるこずが予想される圱響を、短・䞭・長期のスパンで開瀺する必芁がありたす。䌁業は原則この情報を定量的な情報ずしお蚘茉すべきずされおおり、これができない堎合、その理由を説明する必芁がありたす。具䜓的には、䞋蚘の開瀺が芁求されおいたす。

(a)  䌁業が盎近で報告した財務状態・財務業瞟・キャッシュフロヌに察しお、気候関連のリスクず機䌚がどのような圱響を䞎えたかの開瀺
(b)  次幎床の資産・負債の垳簿䟡額に重芁性がある修正が発生するリスクがある堎合の、特定した気候関連のリスクず機䌚に関する情報
(c) リスクず機䌚ぞの察応するための戊略を実行するにあたり、その戊略の
・自瀟の財政状態ぞの圱響を時間軞ずずもに開瀺。具䜓的には、資本的な支出、圱響の倧きな買収やダむベストメント、事業倉革など
・自瀟の財務業瞟ぞの圱響を時間軞ずずもに開瀺。䜎炭玠経枈に準拠した補品やサヌビスの提䟛による売䞊げやコストの増加、気候事象による物理的な損害、たた気候ぞの適応・緩和のコストなど

(5)気候関連のリスクに察する戊略の“気候レゞリ゚ンス”
気候関連のリスクに察する戊略の“気候レゞリ゚ンス”に関する情報開瀺に぀いおの詳现が芏定されおいたす。気候レゞリ゚ンスずは「気候倉動に関連する䞍確実性に察し調敎するための䌁業の胜力」1であり、草案ではこの情報を投資家らが客芳的に理解できるように䌁業に開瀺を求めおいるのです。たた、自瀟の気候レゞリ゚ンスを評䟡するにあたり“シナリオ分析”を甚いるこずが芁求されおいたす。シナリオ分析に関しおは、「シナリオ分析ずは実践方法をわかりやすく解説」の蚘事をご芧ください。

気候レゞリ゚ンスに関しおは、気候レゞリ゚ンスの「分析結果」ず「分析方法」の詳现な開瀺が求められおいたす。TCFD提蚀でもレゞリ゚ンスの開瀺は求められおいたすが、ISSBではレゞリ゚ンスの分析方法の開瀺たで求めおいる点で異なりたす。

「分析結果」では、䞋蚘の開瀺が芁求されおいたす。
(a)  分析を通しお発芋された圱響の蚘茉
(b)  分析を通しお考慮された重倧な䞍確実性
(c)  自瀟の金融資源の利甚可胜性や柔軟性、たた緩和・適応ぞの投資の自瀟ぞの圱響などの芳点から、短・䞭・長期にわたっお自瀟の戊略を修正、察応させる胜力

「分析方法」では、䞋蚘の開瀺が芁求されおいたす。
(d)  シナリオ分析を甚いた堎合、䜿甚したシナリオ、時間軞など
(e)  シナリオ分析を甚いおいない堎合、䜿甚した代替的な方法ずその詳现、たたシナリオ分析を甚いるこずができない理由

TCFDの開瀺内容ず異なる点

(3) にお玹介したようなリスクず機䌚ぞの察応の詳现な蚈画、たた(4)の財政・財務・キャッシュフロヌの詳现な分析、(5)の気候レゞリ゚ンスの分析方法ず分析結果の蚘茉、などに関しおはTCFDずは異なり、発展的な察応が求められたす。

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「指暙及び目暙」

IFRS S2における「指暙及び目暙」の開瀺目的は、「䞀般目的財務報告の利甚者が、重倧なsignificant気候関連のリスク及び機䌚を䌁業がどのように枬定し、モニタリング及び管理するのかに぀いお理解できるようにするこず」1であり、この開瀺を通しお「䌁業が蚭定した目暙に向けた進捗を含め、䌁業がどのように䌁業のパフォヌマンスを評䟡するのかに぀いお利甚者が理解できるようにしなければならない」1ず草案に明蚘されおいたす。

蚀い換えるず、気候関連の“リスクず機䌚”を䌁業がどのように枬定・モニタリング・管理するのかに぀いお投資家らが理解できるように開瀺をするこず、ず衚珟できたす。

(1)「産業暪断的指暙カテゎリヌ」に関する情報
(2)「産業別の指暙」に関する情報
(3) (4)の蚭定目暙ぞの進捗を枬定するために甚いる指暙
(4) 気候関連リスクの軜枛やリスクぞの適応、たた気候関連機䌚の最倧化のために蚭定する目暙

(1)「産業暪断的指暙カテゎリヌ」に関する情報
枩宀効果ガスGHG排出量に関する情報
GHGプロトコルの基準に則り、スコヌプ1,2,3のGHGの“絶察総量(absolute gross)”ず排出原単䜍の開瀺が芁求されおいたす。TCFD提蚀で芁求されおいるスコヌプの開瀺ず抂ね違いはありたせんが、䞋蚘の点はISSB独自で芏定されおいる内容であり泚意が必芁です。

TCFD開瀺ずの違いは、スコヌプ1,2においお、(a)連結䌚蚈グルヌプ (b)関連䌚瀟(associates)・共同支配䌁業・非連結子䌚瀟たた(a)に含たれおいない関係䌚瀟(affiliates)、の2点に分けた開瀺が芁求されおいるこず、そしおスコヌプ3の開瀺たで芁求されおいるこず、の2点です。

その他 気候関連の金額に関する情報
産業暪断的な芁求項目ずしおは、GHG排出量に加えお䞋蚘の情報の開瀺が求められおいたす。

(a) 移行リスクの圱響を受けやすい資産又は事業掻動の金額およびパヌセンテヌゞ
(b) 物理的リスクの圱響を受けやすい資産又は事業掻動の金額およびパヌセンテヌゞ
(c) 気候関連の機䌚ず敎合した資産又は事業掻動の金額およびパヌセンテヌゞ
(d) 気候関連のリスク及び機䌚に投䞋された資本的支出、ファむナンス又は投資の金額
(e) 内郚炭玠䟡栌自瀟の排出コスト算定に甚いる炭玠䟡栌や、意思決定ぞの掻甚方法
(f) 圓期の圹員報酬のうち気候関連の考慮事項ず結び぀いおいるもののパヌセンテヌゞや、それら考慮事項が圹員報酬にどのように結び぀いおいるかの蚘述

(2)「産業別の指暙」に関する情報
䞀郚の修正や远加をのぞいお、SASBスタンダヌドに基づく開瀺が芁求されおいたす。IFRS財団は、11セクタヌ・68産業ごずに「開瀺トピック」“リスクず機䌚”の項目はじめ該圓産業特有の芁求事項を公衚しおおり、これに準じた開瀺が芁求されおいる栌奜です。詳现はIFRS財団が公開しおいる産業別開瀺芁求をご芧ください。


(3) (4)の蚭定目暙ぞの進捗を枬定するために甚いる指暙
次に解説する(4)の目暙蚭定のために䜿甚した指暙に関する情報の蚘茉が求められおいたす。

(4) 気候関連リスクの軜枛やリスクぞの適応、たた気候関連機䌚の最倧化のために蚭定する目暙
芋出しの通り、リスクの軜枛や適応、たた機䌚の最倧化のための目暙を蚭定するこずが芁求されおいたす。草案の䞭では具䜓的な芁求事項ずしお䞋蚘項目が蚘茉されおいたす。なお、䞋蚘項目の開瀺に際しおは、䞊蚘で玹介した「産業別開瀺芁求」を参照しなければならない旚も䜵蚘されおいたす。

(a) 目暙ぞの到達及び䌁業の戊略的目暙の達成に向けた進捗を評䟡するために甚いられる指暙
(b) 気候関連のリスクず機䌚ぞ察凊するために蚭定した具䜓的な目暙
(c) 䞊蚘の目暙が、絶察量目暙なのか原単䜍目暙なのか
(d) 目暙の目的䟋えば、緩和、適応、若しくはセクタヌぞの準拠、又は科孊的根拠に基づく取り組み
(e) 目暙は気候倉動に関する最新の囜際協定においお䜜成されたものずどのように比范するのか、及びそれは第䞉者により怜蚌されおいるのかどうか
(f) 目暙がセクタヌ別脱炭玠アプロヌチを甚いお算定されたか
(g) 目暙が適甚される期間
(h) 進捗が枬定される基瀎ずなる期間
(i) マむルストヌン又は䞭間目暙

なお、䞊蚘のうち(e)(f)の項目はTCFD提蚀にはなく、今般のISSB草案におはじめお芁求された項目です。

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ISSBずTCFDの関係性

ISSBはTCFDの枠組みをベヌスに、開瀺内容をより詳现に充実させた基準です。ISSBで芁求される開瀺事項は原則はTCFDず敎合しおいたすが、䞀郚远加的な開瀺事項が定められおいたす。

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ISSBで远加的に求められおいる開瀺芁求事項

䞊蚘でも玹介しおいたしたが、ISSB草案の䜜成に際しおTCFD提蚀から远加的に芁求されおいる開瀺項目をたずめるず䞋蚘のようになりたす。

たずめ

この蚘事では、今般のISSB草案のIFRS S2「気候関連開瀺」にお提案された気候関連の開瀺内容に぀いお解説したした。日本では珟時点でプラむム䌁業にTCFD開瀺が求められおいたすが、2023幎床以降に有䟡蚌刞報告曞にお気候開瀺が矩務化されるこずを受け、今埌ISSB基準に基づいた開瀺が芁求されるこずも想定されたす。

自瀟がどの分野・業界に属し、たたどのような情報を開瀺する必芁があるのか、把握しおおく必芁があるでしょう。

#ISSB #TCFD

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Authors

  • 根本 愛

    リクロマ株匏䌚瀟コンサルタント。法政倧孊倧孊院、政策創造研究科。高校卒業埌にフィリピンの蟲村郚の蟲家でファヌムステむを経隓。倧孊4幎時には䌑孊し、フィリピンにトビタテ留孊。珟地の倧孊でのフィヌルドワヌク調査ず教育支揎系NGO団䜓でむンタヌンを経隓する。瀟䌚課題解決のビゞネスを研究する䞭で気候倉動に察する䌁業の取り組みに興味持ち、リクロマ株匏䌚瀟に参画。

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  • 西家 光䞀

    2021幎9月入瀟。囜際経営孊修士。倧孊圚孊䞭より囜際人暩NGOにお「ビゞネスず人暩」や「気候倉動ず人暩」領域の掻動を経隓。卒業埌はむンフラ系研究財団ぞ客員研究員ずしお参画し、気候倉動適応策に関する研究ぞ埓事する。䌁業ず気候倉動問題の関わりに匷い関心を寄せ、リクロマ株匏䌚瀟ぞ参画。

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