Last Updated on 2022年6月18日 by 西家 光一
金融庁が、ESGの評価機関向けに「行動規範」を作成すると発表。
金融庁は、2月3日、「ESG評価・データ提供機関等に係る専門分科会」を設置したと発表しました。この分科会は、2020年6月に公表された金融庁「サステナブルファイナンス有識者会議報告書」の中での提言を背景に同有識者会議にて設置されました。同報告書では、ESG投資が拡大する中で重要性が増すESG評価・データ提供機関について、期待される行動規範のあり方等に議論を進めていくべき、と提言されています。
会議は、ESG評価・データ提供等に係る実務者・市場関係者・学識経験者等をメンバー、関係省庁をオブサーバーとし、金融庁総合政策局総合政策課が事務局を務めます。
2022年中には、企業の取り組みを評価する機関を対象に行動規範を作成していくとしていて、株価に影響を与える格付けと実態がかけ離れないように整備していくとみられ
【参考文献】
金融庁(2022年)「『ESG評価・データ提供機関等に係る専門分科会』の設置について:金融庁」URL:https://www.fsa.go.jp/news/r3/singi/20220203-2.html
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