再生エネ発電 3分の2のコストが石炭火力発電下回る 国際機関が報告

国際再生可能エネルギー機関(IRENA)のレポートにて、昨年新設された再生可能エネルギー発電設備の約3分の2に当たる163ギガワット分のコストが、20カ国・地域(G20)で最も安価な石炭火力発電を下回ったと報告されました。

IREANのレポートによると、2020年と比較した昨年のコストは、陸上風力発電が15%、海上風力発電が13%、太陽光発電が13%それぞれ低下したとされています。

IREANのフランチェスコ・ラカメラ事務局長は「再生可能(エネルギー)は圧倒的に安価な発電手段となっている。このエネルギーは、変動の激しい化石燃料価格や輸入から経済を解放し、エネルギーコストを抑制し、市場の耐性を強化する。現在のエネルギー不足が続けばなおさらだ」と述べました。

レポートでは、今年のガス発電のコストは昨年設置された太陽光・陸上海上風力発電の寿命までのコストの平均4〜6倍になる可能性があると指摘されています。また「原材料価格が全ての機器価格と事業費に転化されているわけではない」とも指摘し、材料価格の高止まりが続けば今年の価格上昇圧力はより顕著になるとの予想を示しました。

【参考】

IRENA(2022)“Renewable Power Generation Costs in 2021

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