Last Updated on 2022年7月26日 by 西家 光一
NZAOAは、6月22日、気候変動目標達成のためには炭素価格政策の見直しが必要であると発表しました。
昨今、各国政府では、地球温暖化を抑制するために炭素に価格付け(以下カーボンプライシング)を行うことで、排出コストを上げて排出量を削減しようとする動きが広がってきています。
しかしながらカーボンプライシングが行なわれているのは世界の炭素排出量の25%未満となっており、その多くは価格が低く削減効果が薄くなっています。
このような背景の中で、NZAOAは26日にベルリンで開幕するG7に先立ち、政策の再設計を支援し排出量を減らすための5つの原則を提示しました。科学的な基準で法的拘束力のある炭素価格を導入できるとの見方を示しています。
NZAOAは、炭素価格上昇に伴い特に影響を受ける地域を保護する必要があるとしており、政府は再教育や一時金給付、所得税の引き下げなどの影響を軽減するための政策を設計する必要があるとしています。
【補足】
NZAOA(ネットゼロ・アセットオーナーアライアンス):2050年までの資産運用ポートフォリオの温室効果ガス排出量のネットゼロにコミットし、実現に向けた取り組みを行うアセットオーナーのアライアンス。
【参考】
Reuters(2022)「機関投資家、炭素価格政策の見直しを呼びかけ」
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